2013年10月21日

草場純先生のトリックテイキングゲーム解説 その2


キャンセレーションブラックレディ

 これは多人数でできるトリックテイキングゲームです。多人数と言えば、ルーなども多人数でできますが、出降りがあって実際にプレーするのはそれほどの人数ではありません。しかしキャンセレーションブラックレディは、むしろ小人数では面白くない。7人〜11人でこそ面白く遊べるゲームなのです。
 また、オークションピッチやナップなどもかなり多くの人数でできますが、人数が増えると緊張感が拡散しがちですね。しかしキャンセレーションブラックレディは、多人数であるのにもかかわらず1プレー1プレーにスリルがあり、緊張感が緩みません。
 ただし、このゲームはある種「上級」ゲームであって、ブラックレディの基本戦略をちゃんと把握していないと、本当の面白さは味わえない、いわば素養の必要なゲームです。つまりブラックレディの定石がバタバタと裏切られるところに、無類の面白さがあります。
 ただし、キャンセレーションブラックレディは、トリックテイキングゲームとしては、邪道な面があります。トリックテイキングゲームの王道は、マストフォローであり、フォローしないと勝てない(切り札は別ですが)という大原則にあります。すなわちまっとうなトリックテイキングゲームでは、「捨て札は勝ってはいけない」のです。しかし、キャンセレーションブラックレディでは、たまに捨て札が勝ってしまうのです。この意外性がたまりません。


詳しいルールは、ゲームファーム様のサイトをご覧ください。
http://www.gamefarm.jp/modules/gamerule/page.php?game=cansellation.html


とりくまさんの一言
「トランプを3組使う時は、3枚目はキャンセルできないってルールで遊ぶのも楽しいくまよ!」
posted by 髭熊五郎 at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 草場先生のゲーム解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

Trick Taking Party vol.2

9/16(日)、JR武蔵小杉駅近くの公民館にて、Trick Taking Party vol.2を開催しました。
台風直撃と言う悪天候にも関わらず、12名もの参加者がご来場くださいました。
悪天候のため半ば諦めていましたが、インシディアス7世界大会も大いに盛り上がり、大変良い会になったと思います。
参加してくださった皆様、協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。

インシディアス7世界大会結果報告。
世界王者 むらたさん
2位 ななやまさん
3位 ゆうりさん
4位 ぺやんぐさん
5位 ひげくまごろう

むらたさん、優勝おめでとございます!

みなさんの感想など
TrickTakingParty Vol.2まとめ
http://togetter.com/li/565469


以下は、当日プレイされたゲームの一覧になります。
次回以降、参加を検討してくださっている方は、参考にしていただければと思います。

・インシディアス7(7回)
・トリックマイスター
・ブラックレディ
・ニェット
・ドワーフの王様(2回)
・ポテトマン(2回)
・キャンセレーションブラックレディ
・フォッペン
・パトロナイズ
posted by 髭熊五郎 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

草場純先生のトリックテイキングゲーム解説 その1

ツーペン(Toepen)

 ツーペンはオランダのバーベット(酒場で小銭を賭けて遊ぶ手軽なゲーム)です。なかよし村風に少しアレンジしてあります。まずルールの紹介です。

 使うのはトランプ32枚です。2〜6を除きます。
 人数は3人から7人でできますが、5人以上ではカードを増やして遊んだ方がよいです。32枚のベストは4人。以下4人として説明します。
 あと、チップが要ります。一人30単位でよいでしょう。多いほど長時間になります。それとチップとは違う色のマーカーが7,8枚要ります。
 カードの強さは、AKQJ10987 の順です。
 ゲームの目的は最終トリックに勝つことですが、自分以外の全員が下りれば、自動的に勝ちます。

 まず、適当にディーラーを決めます。以下ディーラーはディールごとに左隣に交代していきます。
 ディーラーは自分の前にマーカーを1枚置き、カードをシャッフルして右隣にカットさせたのち、時計回りに1枚ずつ各自4枚になるように、伏せて配ります。残りは山札です。
 プレーヤーは、手札を見て、ディーラーの左隣から順に手札の交換をします。(しなくてもいい。)
 手札の交換は手札を全て捨て、代わりに山札の上から4枚引きます。手札の交換は一人一回までです。
 手札の交換に対して、他のプレーヤーは誰でもダウトがかけられます。ダウトされたら捨てた方の札を表にし、1枚でも絵札(AKQJ)が混じっていたら、ペナルティーとして1チップをポットに払います。もしすべてが数札(10以下)だったら、ダウトをかけた人が1チップをポットに払います。どちらにしろ交換そのものは成立します。
 手札の交換または非交換が一巡したら、ディーラーの左隣がオープニングリードをします。あとは通常のトリックテーキングゲームの要領でゲームが進みます。マストフォローで、ノートランプです。あるトリックに勝ったら、次のトリックのリードをします。
 このようにして、最後のトリックに勝った人はポットから1チップを得、負けた残りの人は1チップずつポットに払います。ポットはだんだん増えていきます。
 誰かが破産したらゲームは終わりで、最もチップを持っている人の勝ちです。同点は引き分け。

 プレーヤーは、いつでも好きなタイミングでノックができます。ノックがあったら、ノックした人の前へマーカーを移し、ノックした人の左隣から下りるか続けるか宣言していきます。降りる人はマーカーの数だけ(最初は1)チップをポットに払い、手札を捨ててゲームから抜けます。下りない場合は「下りない」と言うだけです。ノックをした本人は下りられません。一巡したらマーカーを1枚増やし、ゲームをつづけます。この場合、最後のトリックに勝てば2チップを得、負ければ2チップをはらいます。このチップ(そしてマーカー)はノックがあるごとに1ずつ増えていきます。それにつれて最後の収支も1チップずつ増えるのです。
 同じ人が続けてノックはできません。マーカーのある人はノックができないのです。ディーラーは最初からマーカーが1枚ありますが、自分がノックをしてないのでできます。

 なお、交換前でも後でも、手札にAが三枚あったら、口笛を吹きます。7が三枚あったら口笛を吹いてもいいです。Aが4枚あったら、立ち上がってプレーします。7が4枚の時も立ち上がってもいいです。従ってこのゲーム中、みだりに口笛を吹いたり、立ち上がったりはできません。
タグ:た行
posted by 髭熊五郎 at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 草場先生のゲーム解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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